2020/12/11

【The Outer Worlds】プレイ日記 その14


 診療所

カフェノイドを手に入れるため、診療所を訪れた。

しかし、ニョカはMSIに所属していないため、カフェノイドの割り当てを増やせないそうだ。
どうにか手に入れたいが、診療所のドクターは街の南にある墓場にいて、備品室にも入れない。

ドクターに会いに行かないといけなさそうだ。

サンジャル

しかし、まずは街の現状を知るため、街の管理をしている企業MSIのオフィスに向かう。

オフィスにはサンジャル・ナンディとその秘書のセリア・ロビンスが居た。

サンジャルが尋ねる。
「ここに来た用件はなんだ?」
「情報屋を探している」
「ハイラムを?なんだ、あいつなら多分まだデビルズ・ピークにいるだろう。あいつを探しに来たってことは、サルツナマグロが欲しくて来たわけじゃないんだな。」
「残念ながら違うな。」
「俺たちの魅力的な広告が、他の企業たちをこっちに引き戻したんじゃないかと期待していたんだがな。」
「モナークは他の企業から自由になったのに、なんでわざわざ元通りにしようとするんだ?」
「いわゆる危険事項のおかげでな、モナークは評議会のリソースから切り離され、その保護から外されてもう10年になる。俺たちは企業と個別に交易を行ってなんとか形を保ってきたんだが…こういうやり方は不安定なんだ。」
「それで、たかられたり足元を見られてりするのに嫌気がさしたと、そういうことだな?」
「そうだな。自由は憧れの理想ではあるが、伴侶にするには高くつく。」

どうやらサンジャルはモナークを評議会の管理下にもどしたいらしい。

「こちらのナンディが、MSIを評議会に復帰させる、かなり独創的な計画を持っております。そして、私達の広告計画が実を結ばなかったその時は、問題が私達自身の手の内に渡ったということです。」
サンジャルの秘書が言った。

「計画を聞かせてくれ。」
「彼女が言及した計画は、2方面からのアプローチで行われる。そして第1に、ステラーベイがきちんと防衛されているのを確認する。」
「自分の街を守らなければと気付くまでどれだけかかったんだ?!」
「そう長くはない。だが悪魔はいつだって細部に宿っているもんさ。で、その顕著な「細部」の一例が、このBOLT-52って訳だ。
俺たちが評議会に再加入するのに必要なもの、手始めにBOLT-52をお前さんが入手してくれるなら、俺たちはハルシオンでもっとも生産的で安全な街の1つになることができるんだ。」
「どこを探せばいいんだ?」
「BOLT-52は、街の南西部にある古いARMSの建物の中にあるだろう。俺たちが壁の仲間で動かざるを得なかった以前にはステラーベイの一部だったんだが。今じゃ、略奪者やラプティドンに荒らされ放題さ。」

街の南西部か。ドクターは南の墓場に居たはずだな。ドクターと会ったあとにBOLT-52も手に入れよう。

「ところで、MSIはなんで評議会から蹴り落されたんだ?」
「長い間、この惑星はテラ2と同じように、様々な企業の本拠地だったんだ。かつてはテラ1と呼ばれていた。それが10年前、略奪者の一団が重役の屋敷に押し入って、中の人間を皆殺しにした。そして、他の企業達は損失を勘定して、撤退を決断したということだ。」

「だがMSIは違った。」
「その当時のMSIの上層部も間違いなくそうしたかっただろうさ。だが、これをチャンスと考えた連中が俺たちの中にいた。労働時間や条件の改善をするチャンスだとな。MSIを1から作り直そうってね。
俺は他の企業が撤退したらMSIが惑星の所有権をまるごと請求可能になる、企業内規の抜け穴について学んだ。そして一部の人間は残留して、上級重役のほとんどが残り、俺はMSIで残されたものの責任者となった。
俺たちの再編計画と同時に、惑星の所有権を引き継ぐ俺たちの戦略を進めるために俺は前へ進んだ。ところが、俺が名前をモナークに改名してから間もなく、他の企業が俺たちを評議会から除名して、俺たちに不法の蛮人とレッテルを貼るキャンペーンを始めたのさ。」
「なぜ彼らはそんなことを?」
「知るかよ!俺たちがやったことはすべて合法で、堂々としたものだった。俺たちは彼らのルールに則っていたんだ。だがそれでも彼らは、何らかの理屈を見つけて俺たちを不法者に仕立て上げたのさ。」
「あんたが評議会に戻りたがる理由はなんだ?」
「誰だってそうだろう?彼らはハルシオンのほぼすべてのリソースとインフラを牛耳ってるんだ。評議会に名を連ねるってことは、コロニーのコミュニティの一部になるってことだ。そして切り捨てられるってことは、真綿で首を絞められるに等しい。」
「彼らはずいぶんとひどい扱いをしてきたようだな。本当にそんな所に戻る価値はあるのか?」
「俺は、実利の前にプライドを置くような男じゃないんでね。もし評議会の一員になることで俺たちの苦境を和らげる機会を提供してくれるなら、それが俺の行く道だということだ。それに、俺たちのほうにさらに活用できるものを使って、もっと対等な関係を築ける希望を持っている。
とにかく、俺の希望はな、ここでなし得た再編を維持することだ。誰ぞ知ろう?俺たちが復活すれば、それを他の企業に拡散することだってできるだろうさ。」
「わかった。とにかくBOLT-52を手に入れてくる。」

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