2021/02/16

【Ratropolis】デッキ構築でねずみの町を防衛



この記事では【Ratropolis】の紹介を行います。

 ゲーム概要

このゲームはデッキ構築とタワーディフェンスをミックスしたゲームです。

カードを集めてデッキを作り、より良い手札がくるようにしながら、町を大きくし、
マップの左右から現れる敵を撃退し続けます。

30回敵の撃退に成功すればクリアです。

町の中心には宮殿があり、ここを攻撃されるとゲームオーバーとなります。

町には防壁があり、防壁の内側には建物が立てられます。
最初は宮殿の左右に7マスずつしか建物がたてられませんが、8マスごとに防壁を建てるポイントがあり、そのポイントに防壁カードを使って防壁を建設することで領地を広げて行けます。

カード

カードはゲーム中に商人や特定の建物からの購入や、イベント、敵を撃退するなどで手に入ります。手に入ったカードは一旦デッキに入り、その後手札にくることで使用できるようになります。

再ドローを行うことで、残った手札をすべて捨てて、5枚のカードを手札に引いてきます。
前回の再ドローから30秒経過するまえに、再ドローを行う場合はお金を支払うことになります。

カードには経済、軍事、建物、技術の4タイプがあります。

それぞれ、お金を稼ぐ、防壁にユニットを配置する、町に建物を建てる、その他の様々な能力。といった効果を発揮します。
この4タイプのうち、建物カードは一度使うとデッキからなくなります。

カードを使うためには、お金を支払ったり、待機中の市民を使用したりする必要があります。

お金と市民

お金は主に経済カードを使うことで稼ぎます。他にも5秒ごとに少額が税金として入る、敵を倒した時に報奨金が入る、建物が定期的にお金を産出などが収入となります。
お金はカードの購入、カードの使用などで必要となります。

市民は家などの建物を建てる、繁殖などのカードを使うことで増加します。
ユニットの配置や労働効果のあるカードを使うと待機市民が使用されます。使用中の市民はユニットがいなくなったり、労働時間が終了すると待機中に戻ります。

ユニット

軍事カードを防壁に使うことでユニットを配置出来ます。ユニットは攻撃力とHPを持ち、襲撃してきた敵と戦ってくれます。

ユニットには大きく分けて遠距離攻撃タイプ、近距離攻撃タイプ、そして攻撃の代わりに回復などの効果を発揮するサポートタイプがいます。

建物

建物カードを防壁の内側に使うことで、建物が建設できます。

建物は領地にあるだけでドロー数が増える、ユニットの攻撃力が上がるなどのパッシブ能力のもの、一定時間経つごとにお金が手に入る、カードが手に入る、住民を増やせるなどのアクティブ能力のもの、近付いた敵を攻撃する防衛能力のものなどがあります。

建物はHPを持ち、敵からの攻撃を受けていると破壊されます。

指導者

ゲーム開始時にはまず指導者を選びます。
指導者は商人、将軍、建築家、科学者、呪術師、航海士の6種類あり、指導者によって、カードセット、指導者能力、初期助言者が決まります。

指導者能力とは、一定時間ごとに使える能力で、商人なら所持金を増やす、将軍ならユニットの攻撃力を上げる、とそれぞれの指導者の特徴がでたものになっています。
また、この能力にはレベルがあり、レベルをあげればより強力になっていきます。

助言者は、収入を増やしたり、特定条件でユニットの攻撃力を上げるなど様々な能力を持っています。
初期助言者は指導者によって固定ですが、他の助言者はゲーム中にイベントなどでランダムな助言者が増えます。

感想

デッキ構築とタワーディフェンスは結構相性がよく、また指導者によって使えるカードが変わるので何度も楽しめました。
指導者によって、結構難易度は違うのですが、どの指導者でもクリアできるようにバランス調整はされています。

難点はデッキ構築ゲームによくあることなのですが、必要なカードが手に入るかどうかは運しだいという部分です。
市場という建物を立てれば、カードが手に入る機会が増えるので、必要なカードが集めやすくなるのですが、市場自体がまったくこないということもありえます。

また、プレイ終了後にポイントが入り、ポイントが貯まるとカードがアンロックされるのですが、コンボ前提のカードがアンロックされたりもします。
これによってゲーム中に手に入るカードが増えるのですが、そのせいでコンボのためのカードが集めづらくなったりしています。

もう一つの難点は中断ができないことです、30ウェーブプレイすると1時間近くかかったりするのですが、セーブがないため通してプレイしなければなりません。
1時間ですめばいいのですが、30ウェーブプレイして、クリア後もゲームを続けることが可能なのですが、120ウェーブまでぷれいすると数時間かかります。

二つ難点は上げましたが、1時間くらいプレイするくらいならセーブはなくてもそれほど問題ではないですし、カード入手がランダムというのは、展開が変わるという点で長所でもあります。
120ウェーブプレイしないのであれば、どちらの難点も少し気になるかなくらいのものでした。

※追記
2021/2/24のアップデートでオートセーブ機能が実装されました。
ゲームを中断してもセーブ箇所から再開できます。

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