2021/01/10

【The Outer Worlds】プレイ日記 その22


 MSI

偶像破壊主義団体はMSIと協力に乗り気になっている。あとはMSIを説得できればモナークの問題は解決できるかもしれない。

さっそくサンジャルと話をしに行く。

「メッセージは受けとってもらえたようだな。それはよかった。無駄にする時間はないからな。パトロールを派遣したんだが、彼らは偶像破壊主義者たちとのトラブルに巻き込まれちまった。」
「どうして目標補足モジュールが必要なんだ?」
「それは、モジュールが兵器のシステムを制御しているからだ。」
「聞きたいのは、何故ガンシップの兵器システムが必要なんだってことだ。」
「そりゃあ、そいつをステラーベイの壁に取り付けられたら、略奪者やらラプティドンやらから脅威を感じることもなくなるからな。ステラーベイはハルシオンにあるどの町よりも安全になるだろうさ。」
「UDLがおとなしく彼らの持ち物をあんたに持たせておくとは思えないが。」
「君がここでやっていたUDLの違法な実験データを見つけただろ。そのおかげでUDLは本件で我々に挑むような真似はしないだろう。」

とにかく、ガンシップの兵器を使うことには問題はでないようだ。その兵器を偶像破壊主義者との争いに使わないなら確かに優秀な防衛手段になるだろう。
「偶像破壊主義者達との停戦に合意できるか?」
「奴らは全員イカれてるぞ!それに、奴らは俺たちを置いていったんだ。俺たちが奴らと手を組む可能性はない。」
「サンジャル、これは一人ではできないことだ。」
「お前さんの言葉が正しいとして、じゃあ俺は誰と話をすればいいんだ?偶像破壊主義者の連中は妥協などとは程遠い奴らだぞ。」
「今はゾーラが偶像破壊主義者達を率いている。彼女はどうだ?」
「そいつは面白い提案だな。ぶっちゃけ、彼女がリッツォのために働いていたということ以外はそんなに知らないんだ。少し調べてみよう。」

サンジャルはゾーラの査定の資料を読み始めた。
「ほう、どうやら彼女は非常にできる人間だな。わかった。中立地帯での会合を準備させよう。場所は、廃墟内にあるサイエンス信奉団の古い教会だ。そこで落ち合って、条件について話し合おう。」

教会

会合になった教会に着くと、もう偶像破壊主義団体もMSIも来ているようだった。
教会の前をそれぞれの団体の兵士が警備をしている。

教会の中でゾーラとサンジャルが待っていた。

「来てくれてありがとう。」
「君が提案したユニオンによるコストとメリットについて、適切な分析をするには時間が必要だ。だがどうやら、アドリブで行くしかないようだな。」
「正直言って…本当に罠にかかりに行ってるのかと思ってたわ。準備はできた。
サンジャル。ステラーベイには食糧と壁があるわ。私の仲間はその両方を必要としているの。我々を受け入れてくれれば、スペースは共有するわ。」
「どれだけコストがかかるかわかっているのか?予算を用意するだけでも数週間はかかる。」

MSIがコストを問題にしているなら、偶像破壊主義団体の支援で経費が軽くなる部分を提案してみよう。
「偶像破壊主義者から供給ラインを支援してもらったらどうだ?」
「それだけでは不十分ね。それなりの数のうちの連中を街に移動させる必要があるから。シェルターが必要よキャプテン。」
「外で生活しろって言っているわけじゃない。時折、荒れ地で手伝ってくれっていう話だ。」
「うちの元気な連中なら助けを提供できなくもないわ。何人かは街に残らないとだけどね。」

サンジャルが尋ねる。
「本当なのか?グラハムからそれほど聞いていたかどうかはわからないが。」
「グラハムは殺人的な奴だったからね。それを知らないならショックだわ。」
「言い方を考えた方が良い、ゾーラ。グラハムはサンジャルの友達だったんだ。」
「奴と…奴と友達だって?キャプテン、冗談でしょう?このパチモンのカウボーイが壁の向こうで座っている間に、私はこの約10年間、グラハムと一緒に行動してきたのよ!」
「これはまるで、本部で俺以外のみんなが何かに笑っているような感じだ。だが、あんたら二人は笑っていない。」
「アンバーハイツよ!10年前!グラハムのせいですべての人が死んだのよ!」
「なんだって?そんなはずはない。奴にしたってそれは行き過ぎだ。」
「本当だ。俺たちは奴と海賊の関係を見つけたんだ。」
「だが…それは…全く知らなかったんだ。誓うよ。企業リーダーシップには二人ともうんざりしていたんだ。だが、奴がそんなことをするなんて思いもしなかったよ。」
「ただ単に言葉を信じるなんてできない。誰だってこのような窮地に立たされれば、何でも言うでしょうよ。」

ゾーラが少し興奮している。
「落ち着け、ゾーラ。お前がここに来たのは、過去のためじゃなく、あんたの仲間のためだろ。」
「わ…わかったわ。わかった。そうね。謝るわ。グラハムを失ったことを乗り越えるにはしばらく時間がかかるわ。」
「奴が初めて去ったときの数年前も、同じ感覚を覚えた。見たくないようなものを無視させるような、奴には何か魅力的なところがある。だが、もちろんそれがどんなものかご存知だろうが。」
「ええ、そうね…決めたわ。わかった。私達のために物資や場所を提供してくれる気があるなら、こちらもより有能な兵を出すわ。」

どうやら交渉はまとまりそうだな。
「それはよかった。この同盟には希望が持てそうだ。」
「同感だ。血の気もすでに落ち着いてきたのを感じるよ。」
「来てくれてありがとう、サンジャル。それじゃ…ステラーベイで会いましょう。」

MSIと偶像破壊主義団体の間で同盟が組まれた。
教会を立ち去る時にニョカが言う。

「正直に言うわ、キャプテン。こんな日が来るなんて思ってもいなかったわ。あなたはモナークのためにいいことをしてくれたのよ。」

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