2020/09/17

【Little Big Workshop】机の上での工場経営



この記事では【Little Big Workshop】のゲーム紹介を行います。

ゲーム概要

工場を経営するゲームです。場所は机の上で、大きな電話が置かれていたり、ハサミがあったりしますが、特にゲーム性に関係はしていません。

注文を受けたり、需要をみたりして、製品を作り、製作機材や従業員に無駄が出ないようにうまく工場を回してお金を稼いでいきます。

市場

どの製品を作るかは市場から選びます。

特定の取引先から直接受注する方式と、市場で需要のある製品を選んで生産する方式があります。

製品には、耐久性やスタイリッシュさなど、特質を表すパラメータがあり、市場や取引先に渡すためにはパラメータを満たす必要があります。

生産計画

どの製品を作るかを決めたなら、次にどのように生産を行うか計画をします。

生産計画では、部品の選択、材料の選択、作るのに使うワークステーションの選択を行います。

同じ名前の製品でも、材料や作り方が変わることで、特質のパラメータが変動します。

ワークステーション

材料を加工するにはワークステーションが必要です。

ワークステーションの種類によって、どのような加工ができるかが決まります。木材を切断するもの、プラスチックの成型をするもの、金属の溶接をおこなうものなど様々な種類があります。

うるさい機械ほど、部屋の環境を悪くします。

従業員

従業員には大きく分けて、製品を作るオペレータと、荷物を運ぶ運送業者がいます。

従業員はずっと労働できるわけではなく、スタミナがなくなったら休憩室で休まなければいけません。また、作業部屋の環境が悪いと、働く時間が短くなるため、装飾品で部屋の環境を良くする必要があります。

研究開発

製品を売ることで、経験値が手に入り、工場のレベルが上がります。レベルが上がると研究ポイントが手に入り、研究がアンロックできるようになります。

研究によって、新しいワークステーションや原材料が使えるようになったり、従業員の最大数が増えたり、特別な効果を発揮するスキルが使えるようになったりします。

イベント

時々、工場内では、ネズミが現れたり、スパイが現れたり、といったトラブルが発生します。

イベントが発生すると、大砲を撃ってネズミを退治したり、怪しい行動をする従業員を見つけたりするミニゲームが始まります。

感想

このゲームはいかに効率よく工場を回せるかが鍵となっています。ゲームの面白さも、どうやって効率よく回すかを考えて実践する部分にあります。

従業員やワークステーションが空かないように考えながら、儲けの大きい製品を受注し、従業員を働かせて製品を作るのは、なかなか楽しめました。

しかし、イベントに関してはかなり面倒でした。ミニゲーム自体も面白くないし、ゲームのサイクルを止めるため、テンポを損なっているだけのように感じました。ただ、オプションでイベントを発生しないようにできるので、同じように感じる人はイベントを止めて遊ぶのをおすすめします。

もう一つ気になったのは、使える研究と使えない研究の差が激しいことです。必須の研究がある反面、なくても全く問題にならない研究があります。

ゲーム自体の難易度としては、それほど難しくなく、工場をあまりうまく回せなかったとしても、資金が少ないのに新しいワークステーションを購入するなど、無理をしなければ破産することはなさそうでした。

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