2019/12/15

【シヴィライゼーションレボリューション2】シンプルでも面白いシヴィライゼーション




今回の記事では【シヴィライゼーションレボリューション2】について紹介します。

【シヴィライゼーションレボリューション2】はiPhone,Androidで配信中のゲームで、日本語にも対応しています。

ゲーム概要

このゲームは、文明が始まった時代から近未来までをプレイできるターン制のストラテジーゲームです。

プレイヤーは1つの国を担当し、1つの都市を作るところから始め、他の国と勢力争いをしながら文明を発展させて勝利を目指します。

元祖のシヴィライゼーションに比べると、シンプルになっていますが、シヴィライゼーションのメカニズムはしっかりと受け継がれたゲームになっています。

プレイヤーがすること

プレイヤーは大きく分けて次の4つの操作を行います。
  • ユニットの操作
  • 都市の操作
  • 研究するテクノロジーの選択
  • 外交

ユニットの操作

ユニットとはプレイヤーが動かせるコマのことです。

ユニットには戦士のような戦闘を行えるユニットと、街を作ったり他国と交易をしたりと特殊な行動が行える非戦闘ユニットあります。

違う国の戦闘ユニットが同じマスに入れば戦闘になり、どちらか一方だけが生き残ります。戦闘ユニットと非戦闘ユニットが同じマスに入った場合は、非戦闘ユニットが戦闘ユニット側の国に取られてしまいます。

移動力や戦闘力はユニットの種類によって異なります。

都市の操作

都市の操作には2種類あります。

1つは労働者の働く場所の設定です。もう一つは生産物の設定です。

労働者の働く場所の設定

街の労働者は周りのタイルで働きます。

労働者が割り当てられているタイルからは食糧、生産力、交易力が獲得できます。得られる獲得物の量はタイルの地形と資源によって異なります。

食糧が貯まれば労働者が増え、生産力が貯まれば都市で生産が行われます。

交易力は研究ポイントか通貨になり、研究ポイントが貯まれば新たなテクノロジーがアンロックされ、通貨は外交や生産力を使わずに生産を行うのに使われます。

生産物の設定

都市ではユニット、建造物、文化遺産を生産できます。

生産物には完成するのに必要な生産力が設定されています。都市で獲得した生産力が必要量貯まるか、必要な生産力に見合った通貨を消費することで完成します。

ユニットが生産されたなら、新たに操作できるユニットが増えます。

建造物はタイルから得られる獲得物を増やしたり、生産されるユニットを強くするなど、都市の機能を強化します。

文化遺産は様々な効果を持つものがありますが、主に国全体にボーナスを与えます。文化遺産は世界に1つだけ生産でき、他の国が先に完成させてしまうと、自国では作れなくなってしまいます。

研究するテクノロジーの選択

このゲームでは様々なテクノロジーが存在します。

テクノロジーの研究が完了すると、そのテクノロジーに対応したユニットや建造物、文化遺産、政治体制、資源が使えるようになります。

テクノロジーの研究は国全体で獲得された研究ポイントが必要量たまれば完了します。

外交

このゲームの外交はそれほどできることはありません。

他国とは宣戦布告と和睦、そしてテクノロジーのやりとりができます。

スマホ版の前作との違い

前作とはゲームシステムに関してはほぼ変更はありません。ほんの少しテクノロジーが追加になったぐらいです。

大きく変わったのはグラフィックです。前作は2Dでしたが、今作では3Dで少し斜め方向からの視点になりました。

元祖シヴィライゼーションとの違い

PC版のシヴィライゼーションとの違いはたくさんありますが、一番大きな違いは、ユニットや街に維持費がかからないことです。

維持費だけではなく、人口が増えたこと不幸が増えたり、街が増えたことでなにか必要なポイントが増えるなどのペナルティも一切なくなりました。

感想

上記のように維持費がなくなったことで、かなりゲームがシンプルになっています。

都市の数がそのまま国力に直結するため、どうやって都市を増やすか、都市を守るかという部分を重要視すれば問題がなく、シヴィライゼーションの入門としては最適だと思います。

シンプルなため、シヴィライゼーションの経験者には退屈かというと、そんなことはありませんでした。十分に楽しめます。

ただし、悪い点もあります。主に操作に関する部分です。

3Dになった弊害ですが、都市やユニットの上のタイルにユニットがいた場合に、表示物と重なってユニットの操作がしずらくなります。また、飛行機のような空を飛んでいるユニットがいるタイルが分かりにくいです。

ユニットの待機に関しても不満があります。
1ターン待機コマンドがないこと。偉人に待機させるコマンドがないこと。次のユニットを探すコマンドが、ユニット操作後に最初のユニットに戻ること。
これらのせいで、操作したくなくて待機させられないユニットがいる場合に操作が面倒です。

しかし、少し不満はありますが、シンプルにまとめながらも、しっかりシヴィライゼーションしている良ゲームでした。

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