【アルカディア・フォールン】見習い錬金術師が悪魔祓いをする物語
この記事では【アルカディア・フォールン】のゲーム紹介を行います。
【アルカディア・フォールン】はsteamの他にPS5,PS4,switchでもプレイできます。
ゲーム概要
主人公の言動を選択していくヴィジュアルノベルです。
共に行動する仲間が5人いますが、そのうち4人との恋愛要素もあります。
主人公は錬金術師見習い。
ある日、住んでいる町に悪魔が出現し始めます。
主人公は仲間の精霊によって悪魔を封印する力が使えるようになり、仲間や協力者とともに悪魔出現の原因究明・解決をしていくことになります。
ゲームプレイ
最初に主人公の見た目を設定できます。
見た目は男性・中性・女性と選べますが、それぞれのパターンは2パターンとあまり多くはありません。
ムキムキだったりするとちょっとお話と合わなかったりするのでこのあたりはしかたないですね。
街ではいくつかのロケーションがあり、ロケーションの選択を行って話を進めます。
師匠のいるロケーションに行けば薬の調合も行えます。
主人公の言動はほぼすべて選択でき、選択時にはどういった感情の言動かや、重要な選択か、恋愛的な選択かなど選択前にわかるようになっています。
仲間紹介
主人公は五人の仲間と行動を共にします。精霊と騎士、二人の魔法使い、それから山奥からやってきた別種族の男性。
このうち精霊以外の四人の仲間とは恋愛もできます。
他にも主人公の師匠や協力してくれる花屋の魔法使いもいます。
パズル要素
このゲームにはパズル要素もあります。薬の調合と悪魔の封印でパズルが行われます。
薬の調合は三つのプレートを回して特定のマークを集めることで、悪魔の封印は三つのプレートを回して見本通りの模様にすることで行います。
調合は師匠に頼むことで行いますし、お話の中で必要になることもあります。
悪魔の封印はお話の中で必ず行うことになります。
感想
主人公の言動を細かく選択できますが、行動によって話の本筋が大きく変わるようなことはありませんでした。
変わるのは人との関わり方や、終盤の事件の結果、そして後日談などが変わっていくようです。
選択によってはほとんど関わり合いにならない人物も出てきました。
本筋が変わらないため無茶苦茶な選択肢はないですが、だいたいこんな感じにして欲しいというのはだいたいあった印象です。
言動をすべて選択でき、して欲しい感じのものが選択できたので感情移入がしやすかったです。
ビジュアルノベルが面白いかどうかについてはお話が面白いかどうかにかかっていますがこのゲームの話はとても良かったです。
しっかりとした舞台設定があり 仲間と徐々に仲良くなっていく感もあり
終盤にかけてぐんぐん盛り上がっていきました。
ロケーション選択時には仲間同士にも会話もあるんですが
、バリエーションも多く、主人公だけでなく仲間同士の関係性も見えます。
どの薬を調合するかで少し分岐する箇所もあったのですが、せっかく錬金術師の話なのでもっとこの分岐タイプも増やして欲しかったです。
一番最後に後日談がさ話されるのですが、こちらはほぼテキストのみでサラサラっと終わります。
出来ればもう少し 豪華な後日談を見てみたかったです。
しっかりテキストを読むと一周5,6時間かかるゲームでした。
そこまで長いゲームではないですがお話しが良くてなかなかいいゲームだと思いました。
switch版