2020/12/22

【The Outer Worlds】プレイ日記 その17


 密輸用トンネル

血の跡を追い洞窟に入っていく、どうやらここは密輸用に作られたトンネルのようだ。

そこら中に侵入者を排除するためのトラップが仕掛けられている。

トラップを解除しながら奥へと進むと、一人の男が座り込んでいた。
怪我をしながらも、なんとか襲撃から逃れたようだ。

「どうやって罠をすりぬけたんだ?」
「そんなことはどうでもいいだろ。ちょっと傷を見せてみろ。」
そういいながら男の傷に応急処置をしてやった。

「少しはマシになったよ。何かあげられればよかったんだが、あいにく最後に残ったスプラットソーセージも1時間前にたべてしまってな…」
「ここで何があったんだ?」
「キャサリンに言われてきたんだ。大口の客が待ってるってことでな。聞かれる前に言っておくが、相手が何者かは知らないぞ。こんななんでもないところを指定してくるってことは、正体を隠しておきたいか、何か秘密があるってことなんだろう。」
「襲ってきた奴らはどうなった?」
「橋を吹っ飛ばすと、積み荷を奪って逃げて行ったよ。俺が最後に見たのは丘に戻っていくところだった。ここを出て右に見えるのがそうだ。」

UDL研究所

男に言われた通り、丘を登り略奪者を追っていく。

丘を登った先には3棟ほどの建物があった。建物の上には2名ほどが爆弾に縛られている。周りには略奪者がいるようだ。
縛られた2人を助けようと、銃を撃ちながら突っ込んでいく。しかし近付いたところで爆弾が爆発し、2人とも死んでしまった。

そのまま、銃を撃ち続け略奪者を倒していく。

すべての略奪者が倒れたところで、建物の探索を行う。どうやらここはUDLの研究所のようだ。
規定を破り、モナークで事業を行っているのはUDLだったようだ。

UDLはこの研究所で非致死性の群衆鎮圧用のガスを研究していたようだ。
この研究のレポートを証拠代わりに持っていこう。

サンジャルに報告

ステラーベイに戻り、すぐにサンジャル報告する。
「UDLの秘密の実験のレポートを手に入れたぞ。」
「完璧なタイミングで戻ってきたな。やっとBOLT-52フォームを入力し終えた。」
「ほら、これがデータカートリッジだ。」
「こいつが俺たちの求めていた証拠だ。評議会もこれで、俺たちを歓迎して戻してくれるだろう。書き終えたBOLT-52と一緒にこのデータをただちに送信しよう。その後、俺たちは座して評議会の反応を待つんだよ。」

これでMSIの依頼は完了だ。

アンバーハイツ

ステラーベイから南に少し移動した場所に、一つの街があった。
ステラーベイに比べてると少し原始的な街並みだ。

街の入口に居る女性と話をすると、ここはアンバーハイツという街だと教えてくれた。
偶像破壊主義者の街だそうだ。目的は企業の制約から自由になること。

リーダーは創始者のグラハムという男で、運営はゾーラという女性が行っているようだ。
とりあえずリーダーに会っておこうと、街の奥へと足を踏み入れた。

街の奥にある建物でグラハムとゾーラが話をしている。

「マンティクイーンだって?」
「ええ。倒せたけど…使い走り2人と護衛5人を失った。」
「大きな痛手だ。やはり廃墟に行くべきではなかった。」
「ヴァン・ノイ達は一体どこにいるの?彼らはあらわれなかったわ。」
「おそらく彼らは…いや。この件は後で話そう。誰か来たようだ。」

グラハムがこちらに気が付いて話しかけてきた。
「このあたりの人ではないな。歩むべき道を探しているなら私が導こう。偶像破壊主義団体にようこそ。」
「偶像破壊主義団体は何を説いているだ?」
「企業の束縛から抜けだして以来、私が学んで受け入れてきた真実だ。ここでは、精神力の強さのみで生きている。我々には企業の煩雑な規則や手続きは必要ない。」

ゾーラが口を挟む。
「精神力だけじゃなく、弾薬や医療用テープがなければ生きていけないと思うけど。」
「そうだな。人生とはそういうものだ。後世の人々が安全で快適な生活を営めるように、我々が未来を気付く礎とならなければならない。」
運営を担ってるだけあり、ゾーラはグラハムより現実的なようだ。

「俺はフリーランサーなんだが、なにか頼みたい仕事はあるか?」
「正直、たくさんありすぎるほどだ。」
「物資の調達を手伝ってくれるとありがたいわ。」
ゾーラが言った。

そして、グラハムも頼んでくる。
「修理して動かしたい古い印刷機があるんだ。」
「印刷機?物資の方が大事では?」
「物資はこれまでどおりなんとかやりくりする。我々の活動を広く知らしめる事の方が遥かに重要だ。我々の大義に力を貸してほしい。」
「まぁいいだろう。」
「ありがたい。しばらく前に交換用のローラーの調達をハクスリーに頼んだ。昨日、届けに来る予定だったんだが。」
「ローラーを…買ったの?まだラプトを片付けてないのに!そんなものにお金を無駄遣いするなんて…」
ゾーラは不満そうだ。

「ハクスリーがまだ帰ってこない。我々を手助けしてくれるなら、彼女の代わりにMSIの供給者と会ってほしい。」
「MSIが物資を提供してるのか?」
「支援者の1人にカルロッタという女性がいる。我々の代わりにステラーベイの店で定期的に商品を購入してくれている。ステラーベイとは友好的な関係を維持している。商品の値段は跳ね上がってしまったが。」
「その供給者はどこに?」
「ベイサイド・テラスの廃墟で会う約束になっている。ここから北の道に沿って進めばいい。」
「わかった。行ってこよう。」
「ついでと言っては何だが…カルロッタが大容量データカートリッジを持っていたら、いくつか購入してほしい。前回の物資購入で余った資金があるはずだ。それを使ってラジオドラマをコピーして改変する。雑誌だけではなく、民衆が好きなドラマも利用できる。」

ゾーラが言う。
「信じられない。こんなこと言う必要はないと思うけど、余ったお金があるなら…そうね、食糧や薬を購入してくれない?」

どうやらグラハムとゾーラは運営方針で対立気味のようだ。
偶像破壊主義の布教が優先のグラハムと、街の安全を優先するゾーラといった感じかな。
ちょっとグラハムは現実が見えていない感じはする。

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