2020/02/05

【Age of Wonders: Planetfall】 攻略 種族




この記事では【Age of Wonders: Planetfall】に登場する種族の特徴について解説します。

キル・コ

キル・コは虫が進化したような外見を持つ種族です。もともとは種族丸ごと奴隷だったのですが、大崩壊により解放されました。

武器テクノロジーは「バイオ」と「サイキック」です。

キル・コには食糧収入をコロニーの住人に使いながら、ユニットへの生産力としても使えるようになる施設があり、さらに食糧収入を増やす政策もあり、うまく使えば人口を素早く増やしながら、軍隊も増大させられます。

キル・コはかなり近接攻撃に特化した種族で、種族テクノロジーでアンロックされる攻撃オプションはすべて近接攻撃に関するものです。また、防御オプションも隣接する敵に対する攻撃だったり、ダメージごとに近接攻撃力が上がったりと近接攻撃のサポート用のオプションが含まれています。

ユニットはすべてが近接攻撃型というわけではなく、高グレードには強力な遠距離攻撃ができるユニットもいますが、前述のとおりオプションが近接特化に近いため、遠距離攻撃を強化したいなら、武器テクノロジーや極秘テクノロジーのオプションが必要になります。

気を付けないといけないのは、初期から生産できるユニットが戦闘ユニットも偵察ユニットも近接攻撃型ということです。一応遠距離攻撃もできるのですが、射程が短く、防衛戦の場合でもこちらから敵に近づく必要があります。また飛行している敵には地上移動ユニットの近接攻撃ができないということにも注意しなければなりません。

キル・コにはすぐれた防御アビリティがあります。キル・コのすべてのユニットは大群の盾というアビリティを持ち、お互いに隣接しあうと、シールドが2増加します。また、トランスセンデントやヒーローが使えるようになる痛覚吸収はダメージを軽減したうえで身代わりになります。

シンジケート

シンジケートは大商人であり、スターユニオンの貴族でした。ユニオンが崩壊し文明が滅んだのですが、再び権力を握ろうとしています。ちなみにキル・コを奴隷にしたのはこの一族です。

武器テクノロジーは「サイキック」と「電撃」です。

シンジケートのヒーロースキルには探知持ちの敵以外から見えなくなるもの、作戦実行力が上がるものがあり、さらに政策にも作戦実行力、作戦防御力が上がるものがあります。そのため、隠密作戦の成功率が高い種族になっています。

シンジケートには債務奴隷というものがあります。グレードⅠに債務奴隷という名前のユニットがいますが、これ以外のユニットも大脳統制チョーカーというオプションを付けることで、債務奴隷化できます。ただし、シンジケート以外のグレードⅠ、Ⅱの生物またはサイボーグユニットでなければなりません。

債務奴隷になると士気の変化がおきなくなり、サイキックに耐性を持ちます。さらに債務奴隷は監視者というユニットで強化されたり、オプションで強化できたり、政策によって維持費を下げたりできます。そのため、債務奴隷化できる自種族以外の種族のコロニーの利用価値が高いという珍しい種族です。

アマゾン

アマゾンはバイオテックによって、辺境の環境に適応した種族です。元々は辺境惑星の開拓会社によって作られた種族なのですが、スターユニオンの崩壊により、辺境に取り残されてしまいました。

武器テクノロジーは「バイオ」と「レーザー」です。

アマゾンは森林地形と相性の良い種族です。軍事テクノロジーを進めると山岳以外の地形を森林に作り替えることができ、政策によって森林や温和セクターの収入を増やせます。さらに、ヒーローのスキルにより部隊に森林カモフラージュを付けられます。

セクターを森林に作り替えられるメリットは収入面だけではありません。森林セクターを多くしておけば、森林開発を行うだけで多くのセクターのレベルを上げられます。

最初から生産できるユニットであるハントレスとバイオマンサーは、どちらも優秀な状態異常を付与するアビリティを持っていますが、攻撃アビリティは少し射程が短いため、早めに上位のユニットを生産できるようにし、初期ユニットはサポートに専念する方が良いかもしれません。

プレイヤーの使用できる種族の中で、唯一アマゾンだけが植物ユニットを使います。植物は電撃に強く熱に弱いという分かりやすい相性があるので、攻撃属性には注意が必要です。

アマゾンユニットの防御はシールド多めで、アーマーはあまりありません。近接攻撃タイプのランサーですら、アーマーが1しかないため、敵の近接攻撃タイプには接近される前に対処しないと苦戦を強いられます。

オプションにはHPを増やしたり、HPを回復したりするものが多く、防御や攻撃力を増やすものは少なく、それらを上げるなら、種族オプション以外の方法を考えた方が良いでしょう。

ディバー

ディバーの起源は、大崩壊で惑星に取り残された鉱山労働者です。その惑星は極寒の地で、さらに小惑星が降り注いでいました。そのためディバー達は、惑星に深く穴を掘り、その中で暮らすことになりました。

過酷な自然の中で暮らすことで、ディバー達は自然を信用せず資源を掘りつくすようになったのです。

武器テクノロジーは「銃器」と「爆発物」です。

ディバーは初めて訪れたセクターを探索し、少量ですが資源を手に入れられます。少量とは言え、序盤の発展を多いに助けてくれます。


種族固有の施設は火山のペナルティをなくしてくれます。火山は幸福度に大きなマイナスをもたらすため、他の種族はなかなか領土にし辛いのですが、ディバーは気にせず領土にできます。

ディバーのユニットやオプションは防御に優れています。もともと高いアーマーを持っているのですが、アビリティやヒーロースキルもアーマーや耐性を高められるものが多くあります。


攻撃面では近接攻撃や爆発物による範囲攻撃が揃っています。ただし、ダメージタイプはほぼ物理のみで、敵の弱点を突くにはオプションの助けが必要になります。

アセンブリ

アセンブリの元になったのは、スターユニオンの科学者に研究対象になっていたコロニーの人々です。このコロニーが反逆を起こしたことで大崩壊が起こりました。
崩壊後の世界の残骸から機械と体を融合したサイボーグ種族であるアセンブリが産まれました。
アセンブリは世界を自身達と同じように再構築しようとしています。

武器テクノロジーは「銃器」と「電撃」です。

アセンブリは研究が得意な種族です。固有の施設は研究収入を増やすもので、政策によって住人数に応じて研究ポイントを得られたり、戦闘終了時に研究ポイントが得られるようになります。また、研究ポイントが得られる戦略作戦もあります。


得意なのは研究だけではありません。アセンブリは戦闘も得意です。アセンブリのすべてのユニットは戦闘で得られる経験値が多く、素早く成長します。さらに戦闘終了時にHPを回復するアビリティを持つ上に、ヒーローアビリティやオプションに死亡したユニットを生き返らせるものがあり、戦力を下げずに連戦できます。


アセンブリのユニットは半分機械なので、電撃に弱そうなのですが、電撃に耐性を持っています。気を付けなければならないのはサイキックタイプの攻撃です。サイキックタイプが弱点というわけではないのですが、アセンブリのユニットはシールドがなく、アーマーしかありません。そのためサイキック攻撃のダメージは軽減されることなく大ダメージを受けてしまいます。

ヴァンガード

ヴァンガードはコールドスリープしていたことで、大崩壊を免れた種族です。長い間コールドスリープしていたようで、見た目は普通の人間で進化や退化などはしていません。

武器テクノロジーは「レーザー」と「銃器」です。

ユニットはほぼ機械で、生身のユニットはグレードⅠのトルーパーと、グレードⅡのエンジニアだけなため、電撃には弱めの構成になっています。防御面ではシールドはなくアーマーのみですが、機械にはサイキックに耐性があり、サイキック攻撃を受けたとしても大ダメージにはなりません。

生産できるユニットはすべて遠距離攻撃タイプで、近接攻撃できるユニットは生産できませんが、ヴァルキリー配置という戦術作戦で近接攻撃タイプのユニットを召喚できます。この召喚は強力で、周りの敵に小ダメージを与えた上に怯ませて、さらに近接攻撃ユニットを敵と接近させた状態から行動させられます。

また、ヴァルキリー配置と同じテクノロジーでアンロックされる、ジェットパックは近接攻撃タイプのヒーローに装備させれば、一気に敵に接近できます。


ヴァンガードの最大の特徴は、様々なドローンやタレットが使えることです。戦闘中にユニットでの配置や、作戦での配置があります。ドローンは戦闘が終了するといなくなりますが、破壊されても支障はないので、囮としても使えます。ユニットで配置するドローンは、元のユニットのオプションを引き継ぐので、強いオプションを使いたいところです。

種族最強のグレードⅣのユニットはドローンキャリアーです。ヴァンガードらしくドローンを配置できるユニットになっています。PUGの再補給チャージを使えば、大量のドローンを展開できるでしょう。


【Age of Wonders: Planetfall】記事一覧