2019/06/07

【MTG アリーナ】灯争大戦 プレインズウォーカー 評価




灯争大戦には、ボックス特典やプレインズウォーカーデッキのカードも合わせて、39枚ものプレインズウォーカーカードがあります。

この記事ではそのプレインズウォーカーカードについて評価をおこないました。
  1. アンコモン
      1. 盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage
      2. 放浪者/The Wanderer
      1. 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor
      2. 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
      1. はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage
      2. 憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted
      1. 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage
      2. 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator
      1. 群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack
      2. 野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter
    1. 白青
      1. 支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control
    2. 白黒
      1. 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead
    3. 白赤
      1. 石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone
    4. 白緑
      1. 太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart
    5. 青黒
      1. 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
    6. 青赤
      1. 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer
    7. 青緑
      1. ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner
    8. 黒赤
      1. 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos
    9. 黒緑
      1. 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence
    10. 赤緑
      1. 暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher
  2. レア
      1. 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
      1. 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan
      2. 主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless
      1. 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
      2. 野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds
    1. 白青
      1. 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
    2. 白黒
      1. 復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord
    3. 白緑
      1. 寛大なる者、アジャニ/Ajani, the Greathearted
    4. 青赤
      1. 嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit
    5. 青緑
      1. 伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales
    6. 赤緑
      1. ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas
    7. 無色
      1. 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
      2. 人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable
  3. 神話レア
      1. 黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade
      1. 誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathsworn
      1. 秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategist
      1. 戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General
    1. 青黒
      1. 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge
    2. 青黒赤
      1. 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God

アンコモン

盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage


マナ:(2)(白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― テヨ(Teyo)

あなたは呪禁を持つ。(あなたは対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない。)

[-2]:防衛を持つ白の0/3の壁(Wall)クリーチャー・トークンを1体生成する。
5
役に立つかどうかは対戦相手のデッキしだい。

壁を作る能力は序盤ぐらいしか役に立たないが、プレイヤーが呪禁になると、対バーンに強くなり、手札破壊、ライブラリ破壊も効かなくなる。
どちらかどいうとサイドボード向きのカード。

放浪者/The Wanderer

☆☆
マナ:(3)(白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー

あなたや、あなたがコントロールしている他のパーマネントに与えられる、戦闘ダメージでないダメージをすべて軽減する。

[-2]:パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
5
常在能力が役に立つかはテヨと同じく対戦相手のデッキに大きく左右される。
バーン相手ならクリーチャーも守れる。

パワーの強いクリーチャーを2回も除去できる能力はなかなか強力。

謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor

☆☆☆
マナ:(3)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― カズミナ(Kasmina)

対戦相手が、あなたがコントロールしているクリーチャーかプレインズウォーカーを対象とする呪文を唱えるコストは(2)多くなる。

[-2]:青の2/2のウィザード(Wizard)・クリーチャー・トークンを1体生成する。カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。
5
確実に守れるわけではないが、クリーチャーやプレーンズウォーカーを守れる常在能力を持つ。

2回しか使えないが、手札を回しながら2/2トークンを出す能力はどんなデッキをあまり選ばず使える。

覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils

☆☆☆☆
マナ:(1)(青)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ナーセット(Narset)

各ターン、対戦相手はそれぞれ、カードを2枚以上引くことができない。

[-2]:あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚見る。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
5
カードを引く呪文は多くのデッキで採用されているので、常在能力が役に立つ場面は多い。
-2能力もデッキを選ばず役に立ち、特にコントロールでは打ち消しや除去をきらせにくくなる。

はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage

☆☆
マナ:(2)(黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ダブリエル(Davriel)

各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札のカードが1枚以下である場合、はぐれ影魔道士、ダブリエルはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。

[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
3
除去されなければこの1枚で、相手のカードを3枚も失わせられる。
ゲーム後半では役に立たないこともある、カードを捨てさせる効果もダメージを与える常在能力のおかげで、完全に役に立たないカードになることはない。

とはいえ、1枚で状況を大きく変えられるカードではない。

憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted


マナ:(3)(黒)(黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ニクシリス(Nixilis)

対戦相手がカードを1枚引くたび、憎悪に歪む者、オブ・ニクシリスはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。

[-2]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それのコントローラーはカードを2枚引く。
5
大抵の場合は1ターンに1点ダメージを与えられる。

-2能力を使えばクリーチャーを破壊しつつ、さらに2ダメージ与えられるが、相手の手札を補充させてしまう。自分に使った場合もクリーチャーを破壊しなければならない。

役に立たない状況はでにくいが、少し使いにくいカード。

敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage


マナ:(4)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ヤヤ(Jaya)

あなたがコントロールしている他の赤の発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントやプレイヤーに、その点数に1を足した点数のダメージを与える。

[-2]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。敬慕される炎魔道士、ヤヤはそれに2点のダメージを与える。
5
赤のダメージを増やし、-2能力もダメージを与えるとかなり攻撃的なカード。
バーンと相性のいいカードだが、5マナは少し重い。

無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator

☆☆☆
マナ:(2)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ティボルト(Tibalt)

対戦相手はライフを得られない。

[-2]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
5
ライフが得られなくなる能力が役に立つ状況は少ないが、バーンやアグロの天敵の回復デッキを抑えられる。
-2能力で生成するトークンもほぼ確実に対戦相手にダメージを与えられ有用。

群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack


マナ:(4)(緑)(緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― アーリン(Arlinn)

あなたがコントロールしていて狼(Wolf)か狼男(Werewolf)である各クリーチャーは、それぞれ+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。

[-2]:緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを1体生成する。
7
ダメージを受けなければ、3/3のトークンを3体もだせる。
6マナは重すぎるが、増殖と相性が良く、3体出した後に増殖すれば4/4トークンが3体にさらにもう1体3/3トークンをだせる。

野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter


マナ:(2)(緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ヤングー(Yanggu)

あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーはそれぞれ「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。

[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
3
能力は強力ではないが役に立たないことが少なく使いやすい。
できればカウンターを乗せられるデッキにして、大量のマナを使う呪文を使いたい。

白青

支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control

☆☆
マナ:(2)(白/青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ドビン(Dovin)

対戦相手がアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。

[-1]:対戦相手がコントロールしているパーマネント1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それに与えられるダメージとそれが与えるダメージをすべて軽減する。
5
相手の展開を遅らせつつ、フィニッシャーを5ターンも防げる。
アドバンテージを稼げるわけではないので、時間稼ぎをしたいデッキ用のカード。

白黒

死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead

☆☆
マナ:(3)(白/黒)(白/黒)(白/黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ケイヤ(Kaya)

呪禁を持つ、対戦相手と対戦相手がコントロールしているパーマネントは、それらが呪禁を持っていないかのように、あなたがコントロールしている呪文や能力の対象にできる。

[-3]:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
7
どんなクリーチャーでも必ず追放できる。
しかし、6マナのプレインズウォーカーにしては少し物足りない。

白赤

石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone

☆☆
マナ:(2)(赤/白)(赤/白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ナヒリ(Nahiri)

あなたのターンであるかぎり、あなたがコントロールしているクリーチャーは先制攻撃を持ち、あなたが装備能力を起動するためのコストは(1)少なくなる。

[-X]:タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。石の嵐、ナヒリはそれにX点のダメージを与える。
6
先制攻撃はクリーチャー戦になったときには大きく役に立つ。
ダメージを与える能力は、タップしているクリーチャーのみを対象にするとはいえ、4マナで最高6ダメージ与えられ、タフネスの少ないクリーチャーなら複数処理できると考えるとなかなか有用。

白緑

太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart


マナ:(2)(緑/白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ファートリ(Huatli)

あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。

[-3]:あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最大のタフネスに等しい点数のライフを得る。
7
タフネスのみが高いクリーチャーは、パワーも高いクリーチャーと比べると少ないマナで召喚できる。
そのためうまく使えるなら相手より早く強いクリーチャーを戦場に並べられる。

時間稼ぎ用のクリーチャーをアタッカーとして使えるようになるカード。

青黒

夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render

☆☆☆
マナ:(1)(青/黒)(青/黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― アショク(Ashiok)

対戦相手がコントロールしている呪文や能力は、それのコントローラーにそのプレイヤーのライブラリーからカードを探させることができない。

[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置く。その後、各対戦相手の墓地を追放する。
5
ライブラリ探索対策、墓地対策ができるが、その能力としてみると、特定のデッキに対してしか役に立たない。

しかし、ライブラリ破壊としてみると、これ1枚で20枚もライブラリを削られる。
40枚で組まれたリミテッドのデッキだとこれだけでも半分削れる。マリガンをしていなければ相手のライブラリは13ターン分しか残らない。

少し時間はかかるが、「オルゾフの簒奪者、ケイヤ」の追放カード分のダメージを与える能力とコンボも組める。

青赤

崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer

☆☆☆
マナ:(1)(青/赤)(青/赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― サヒーリ(Saheeli)

あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

[-2]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つと、あなたがコントロールしている他のアーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、その前者はそれの他のタイプに加えてアーティファクトでもあることを除き、その後者のコピーになる。
5
まったく対戦相手のデッキに左右されないプレインズウォーカー。
クリーチャー以外の呪文を唱えれば唱えるほどトークンを増やせる。

場に1体でも強いクリーチャーがいれば、トークンをその強いクリーチャーにできる。

青緑

ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner

☆☆
マナ:(2)(緑/青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― キオーラ(Kiora)

パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。

[-1]:パーマネント1つを対象とし、それをアンタップする。
7
アンタップ能力があれば起動にタップが必要な能力が2度起動でき、攻撃したクリーチャーをブロックにまわすこともできる。

忠誠度が7もあり、何度も能力が起動でき、かなりの攻撃にも耐えられる。
そこまで強力な能力は持っていないが、3マナとしては優秀な能力。

黒赤

混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos


マナ:(2)(黒/赤)(黒/赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― アングラス(Angrath)

あなたがコントロールしているクリーチャーは威迫を持つ。

[-2]:動員2を行う。(あなたがコントロールしている軍団(Army)1体の上に+1/+1カウンターを2個置く。あなたが軍団をコントロールしていないなら、その前に、黒の0/0のゾンビ(Zombie)・軍団クリーチャー・トークンを1体生成する。)
5
4マナで4/4の威迫クリーチャーを作れる。
基本的にはそれだけ。

黒緑

群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence

☆☆
マナ:(2)(黒/緑)(黒/緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ヴラスカ(Vraska)

あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャー1体がプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体にダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。

[-2]:接死と「このクリーチャーがプレインズウォーカー1体にダメージを与えるたび、そのプレインズウォーカーを破壊する。」を持つ黒の1/1の暗殺者(Assassin)クリーチャー・トークンを1体生成する。
5
プレインズウォーカーも1撃で破壊できるトークンを作れる。
トークンのサイズは小さいが接死持ちなので、クリーチャーにも強い。

赤緑

暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher


マナ:(2)(赤/緑)(赤/緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― サムト(Samut)

あなたがコントロールしているクリーチャーは速攻を持つ。

[-1]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+1の修整を受け速攻を得る。占術1を行う。
5
4マナのこのカードだけで「サムトの疾走」を5回起動できるのと同じ効果がある。
速攻を持たせる能力もあり早めに決着を付けたいデッキや、即座に起動したい能力があるなら採用できる。

しかし、これ1枚で状況を変えるような能力は持っていない。

レア

神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries

☆☆☆
マナ:(1)(青)(青)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ジェイス(Jace)

あなたのライブラリーにカードがないときにあなたがカードを引くなら、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。

[+1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを2枚自分の墓地に置く。カードを1枚引く。

[-8]:カードを7枚引く。その後、あなたのライブラリーにカードがないなら、あなたはこのゲームに勝利する。
4
ライブラリがなくなると勝利できるようになるカード。
相手のライブラリ破壊にも使える。

デメリットなく毎ターンカードを引ける能力はいつでも役に立つ。
しかし青マナが3つもいるため、多色のデッキでは採用しにくいのがネック。

炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan

☆☆☆☆☆
マナ:(2)(赤)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― チャンドラ(Chandra)

炎の職工、チャンドラの上から忠誠(loyalty)カウンターが1個以上取り除かれるたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにその個数に等しい点数のダメージを与える。

[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。

[-7]:あなたのライブラリーの一番上のカードを7枚追放する。このターン、あなたはそれらをプレイしてもよい。
4
1ターンのみだが使えるカードを増やす。
さらにダメージを受けると、相手にダメージを与えられる。

アグロやバーンとかなり相性の良いカード。

主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless

☆☆☆☆
マナ:(3)(赤)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― サルカン(Sarkhan)

クリーチャーが1体、あなたかあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたがコントロールしている各ドラゴン(Dragon)はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。

[+1]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーは赤の4/4のドラゴン・クリーチャーになり飛行を得る。

[-3]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
5
このカード単体でもかなりのダメージ元として働いてくれるが、本領はプレインズウォーカーを並べられたとき。多数のドラゴンで攻撃ができる。
ただし、インスタントの除去には注意が必要。

世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World

☆☆☆
マナ:(3)(緑)(緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ニッサ(Nissa)

あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。

[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。

[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
5
森を参照する能力を持つので、緑メインのデッキで使いたい。
使えるマナを倍にする上に、土地のクリーチャー時にアンタップされるので、森をクリーチャー化すればさらに2マナ増やせる。

採用するならマナを大量に使える方法を用意しておこう。

野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds

☆☆☆
マナ:(2)(緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ビビアン(Vivien)

あなたはクリーチャー呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。

[+1]:クリーチャー最大1体を対象とする。あなたの次のターンまで、それは警戒と到達を得る。

[-2]:あなたのライブラリーの一番上のカードを3枚見る。そのうち1枚を裏向きに追放し、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。それが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよい。それがクリーチャー・カードであるなら、あなたはそれを唱えてもよい。
4
クリーチャーが瞬速化するので、隙を見せずにクリーチャーを展開できる。また、ブロッカーを突然召喚し、相手クリーチャーを打ち取ることもできるようになる。

警戒と到達は地味だが使いやすく、-2能力もクリーチャーのあるデッキなら腐ることはない。

白青

時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler

☆☆☆☆☆
マナ:(1)(白)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― テフェリー(Teferi)

各対戦相手はそれぞれ、自分がソーサリーを唱えられるときにのみ呪文を唱えられる。

[+1]:あなたの次のターンまで、あなたはソーサリー呪文をそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。

[-3]:アーティファクトかクリーチャーかエンチャント、最大1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。カードを1枚引く。
4
常在能力は自分のターンにコンバットトリックや打ち消しを気にする必要がなくなる。対コントロールデッキとしての能力は抜群。
+1能力は微妙だが、-3能力はバウンスしつつカードを引けると、3マナのプレインズウォーカーとしてはかなり強い能力。

白黒

復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord

☆☆☆
マナ:(2)(白)(黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ソリン(Sorin)

あなたのターンであるかぎり、あなたがコントロールしている、クリーチャーやプレインズウォーカーは絆魂を持つ。

[+2]:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。復讐に燃えた血王、ソリンはそれに1点のダメージを与える。

[-X]:あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがXであるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。そのクリーチャーはそれの他のタイプに加えて吸血鬼(Vampire)になる。
4
絆魂を持たせる能力があり、クリーチャーデッキならライフに余裕ができやすい。
+2能力は常在能力のおかげで1ダメージ1回復となる、何度も起動できたならそれなりにダメージや回復を稼げる。

メインは墓地からクリーチャーを戻せる-X能力。
クリーチャー戦になれば、絆魂と合わせてかなり有利にゲームを進められる。

白緑

寛大なる者、アジャニ/Ajani, the Greathearted

☆☆
マナ:(2)(緑)(白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ(Ajani)

あなたがコントロールしているクリーチャーは警戒を持つ。

[+1]:あなたは3点のライフを得る。

[-2]:あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個と、あなたがコントロールしている他の各プレインズウォーカーの上に忠誠(loyalty)カウンターをそれぞれ1個置く。
5
常在能力は地味で、+1能力のライフ回復もそれほど役に立つとは言えない。
-2能力はクリーチャーやプレインズウォーカーが並べばそこそこ。

このカードだけでは役立たずというのがかなりの欠点。

青赤

嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit

☆☆☆
マナ:(2)(青)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ラル(Ral)

あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるかコピーするたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。嵐の伝導者、ラルはそれに1点のダメージを与える。

[+2]:占術1を行う。

[-2]:このターン、あなたが次にインスタントやソーサリーである呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
4
+2能力があるので忠誠度は稼ぎやすく、-2も何度も起動できるならかなり強い。

しかし、役立たせるにはインスタントやソーサリーが必要となり、デッキ構築には気を使う必要がある。

青緑

伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales

☆☆☆
マナ:(2)(緑)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― タミヨウ(Tamiyo)

対戦相手がコントロールしている呪文や能力は、あなたにカードを捨てさせることもパーマネントを生け贄に捧げさせることもできない。

[+1]:土地でないカード名1つを選び、その後あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚公開する。その中から、その選ばれた名前を持つカードをすべてあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。

[-3]:あなたの墓地からカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
5
+1能力で手札を増やすのは難しく、確実に手札を増やしたいなら占術や諜報などのライブラリを覗く方法が必要になる。ただ手札を増やせなかったとしても墓地を増やすことができる。
墓地が増えているなら-3能力で、その状況にあったカードを手札に戻せる。

赤緑

ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas

☆☆☆
マナ:(1)(赤)(緑)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ドムリ(Domri)

あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。

[+1]:(赤)か(緑)を加える。このターン、あなたが唱えるクリーチャー呪文は打ち消されない。

[-2]:あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者その後者と格闘を行う。
3
常在能力はすべてのクリーチャーのパワーを上げられるので、多くクリーチャーを展開するデッキと相性が良く、+1能力、-2能力は大型のクリーチャーと相性が良い。

使う場合、どんどんクリーチャーを展開し、最終的に大型のフィニッシャーを召喚するというのが理想になる。

無色

大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator

☆☆☆
マナ:(4)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― カーン(Karn)

対戦相手がコントロールしているアーティファクトの起動型能力は起動できない。

[+1]:クリーチャーでないアーティファクト最大1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それはパワーとタフネスがそれぞれそれの点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーになる。

[-2]:あなたは、ゲームの外部か追放領域にありあなたがオーナーであるアーティファクト・カード1枚を選び、そのカードを公開してあなたの手札に加えてもよい。
5
サイドボードから好きなアーティファクトカードを手札に入れられる。
常在能力は相手のアーティファクトを封じられる。

環境にどれだけ有用なアーティファクトがあるかによって大きく評価が変わるカード。

人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable

☆☆☆☆
マナ:(6)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ウギン(Ugin)

あなたが無色の呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。

[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きに追放し、それを見る。無色の2/2のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。そのトークンが戦場を離れたとき、その追放したカードをあなたの手札に加える。

[-3]:1色以上の色を持つパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
4
6マナと重いが、無色なため何色のデッキにでも入れられる。
常在能力は使うデッキによって役に立たないが、+1能力、-3能力はどんなデッキを組んでも、どんなデッキが相手でも役に立つ。

神話レア

黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade

☆☆☆☆☆
マナ:(1)(白)(白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ギデオン(Gideon)

あなたのターンであるかぎり、黒き剣のギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。

あなたのターン中に黒き剣のギデオンに与えられるダメージをすべて軽減する。

[+1]:あなたがコントロールしている他のクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、それは警戒か絆魂か破壊不能のうち、あなたが選んだ1つを得る。

[-6]:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
4
3マナで4/4のクリーチャーで、さらに能力を持つと考えるとそれだけでかなり強い。
土地以外のパーマネントを追放できる能力は強いが、使ったあとにギデオンが死なないようにしたい。

誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathsworn

☆☆☆
マナ:(4)(白)(白)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ギデオン(Gideon)

あなたがギデオン(Gideon)でないクリーチャー2体以上で攻撃するたび、それらのクリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。

[+2]:ターン終了時まで、誓いを立てた者、ギデオンは白の5/5の兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられるダメージをすべて軽減する。(これがこのターンに唱えられたなら、通常これでは攻撃できない。)

[-9]:誓いを立てた者、ギデオンと対戦相手がコントロールしている各クリーチャーを追放する。
4
+2能力で5/5でダメージを受けないクリーチャーになれるが、インスタントのクリーチャー破壊に対してかなり弱い。
-9能力が使えたなら対クリーチャーデッキではほぼ勝ちになるが、これ自身が6マナな上、初期忠誠度から5増やす必要があり、なかなか起動するのは難しい。

秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategist

☆☆☆
マナ:(4)(青)(青)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ジェイス(Jace)

あなたが各ターンのあなたの2枚目のカードを引くたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。

[+1]:カードを1枚引く。

[-7]:このターン、あなたがコントロールしているクリーチャーはブロックされない。
4
+1能力を使えば常在能力と合わせて、1ドロー+クリーチャー強化になる。
6マナもあり重いが、能力自体は癖がなく使いやすい。

クリーチャーのないデッキでは弱いカードになることには注意。

戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General

☆☆☆☆☆
マナ:(4)(黒)(黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― リリアナ(Liliana)

あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、カードを1枚引く。

[+1]:黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

[-4]:各プレイヤーはそれぞれクリーチャー2体を生け贄に捧げる。

[-9]:各対戦相手はそれぞれ、パーマネント・タイプ1つにつき、そのタイプであり自分がコントロールしているパーマネント1つを選び、残りを生け贄に捧げる。
6
クリーチャー戦に強く、-9能力が起動できたなら、プレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトにも対応できる。
-4能力は自分のクリーチャーも生贄になるが、常在能力でカードが引けるので、アドバンテージを稼げる。

このカード1枚でも逆転の可能性がある優秀なプレインズウォーカー

青黒

橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge

☆☆☆☆
マナ:(4)(青)(黒)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― テゼレット(Tezzeret)

あなたが唱えるクリーチャーやプレインズウォーカーである呪文は親和(アーティファクト)を持つ。

[+2]:橋の主、テゼレットは各対戦相手にそれぞれX点のダメージを与える。Xはあなたがコントロールしているアーティファクトの総数に等しい。あなたはX点のライフを得る。

[-3]:あなたの墓地からアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

[-8]:あなたのライブラリーの一番上から10枚のカードを追放する。その中からアーティファクト・カードをすべて戦場に出す。
5
役に立たせるにはアーティファクトが必要、アーティファクトがあればあるほど、クリーチャーやプレインズウォーカーが唱えやすくなる。
アーティファクトクリーチャーが多数あるデッキで手札補充の方法があるなら、大量展開できる可能性がある。

青黒赤

龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God

☆☆☆☆☆
マナ:(青)(黒)(黒)(黒)(赤)
タイプ:伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス(Bolas)

龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて持つ。

[+1]:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。

[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。

[-8]:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
4
+1能力は使ったなら必ずカード2枚分のアドバンテージを稼げる。
勝つための手段にもなり、フィニッシャーのカードにもなる。

問題はマナの制限がかなりきつく、なんらかの方法でマナの補助を行わなければ安定して唱えられないこと。
とはいえ5マナなので、宝物トークンや彩色の灯籠などがあれば、早いターンにあっさりだせたりする。