2020/11/12

【The Outer Worlds】プレイ日記 その7


 禁書の回収

アデレードと別れた後、マックス牧師から頼まれた禁書を探しに行く。

牧師が地図をチェックした場所を探しに行く。
すると、発電所のすぐ近くの洞窟があった、ここに禁書があるはずだ。

洞窟の中には蔵書家が作った隠れ家があった。しかし罠も仕掛けられていて、少し怪我をしてしまう。

大した怪我ではないので、気にせず家探しを行う。そこには金庫があり、開けてみると中にM・バコヌの日記を見つけた。

日記を手に牧師に会いに行く。

「なんと素晴らしい!いや、これは…フランス語か?こんなもの読めるものか!」
「これにはそんなに重要のことが書かれているのか?」
「私はこれまで人生のすべてをささげて、宇宙方程式の秘密を解く鍵を探してきました。この本にはその答えの一部があると思っていたんです。この本のために、この呪われたへき地への配属を希望したのに…。」
「どうしてその本にあんたが探している秘密の鍵があると思ったんだ?」
「この本の著者は人間が現実を認識する方法について興味深い理論を持っていて、私はそれを宇宙方程式の解読に応用できるかもしれないと考えました。残念なことに、彼はフィロソフィスト一派の創始者のひとりでもあったため、彼の本は禁書になってしまいました。」
「フィロソフィストって?」
「私達が真理だと信じるもののほとんどを否定するエセ宗教です。彼らはすべては混沌であるとし、計画を信奉するサイエンス信奉団と真向から対立します。」

そういえば聞いてなかったけど、牧師の宗教はサイエンス信奉団っていうのか。科学を信仰してるのか?

「あんたの信仰について教えてくれ。」
「サイエンス信奉団の教えでは、宇宙の始まりにグラウンドアーキテクトが完璧なシステムを作動させたことになっています。大いなる計画における自分の役割を受け入れれば、心の安寧を得ることができます。」

要するに、グラウンドアーキテクトっていう神様が世界を作ったわけだ。大いなる計画っていうのは運命みたいなものかな?
マックスによると、宇宙のすべてはグラウンドアーキテクトの作った計画通り進んでいて、サイエンス信奉団はその計画の解読を目指しているらしい。解読できたなら未来、過去、現在のすべてがわかるようになり、争いがなくなって平和が訪れるという。

プッチ神父かよ。なにもかもがどうなるのかがわかったとして、平和が訪れるものなんだろうか?

「頼みがあります。」
牧師が言う。

「君は船を持っていますよね。乗せてくれませんか?翻訳者を見つけたいんです。」
「あんたは何ができるんだ?」
「心の悩み相談に乗ることができます。それに、用心棒の役も引き受けますよ。棍棒の扱いが得意ですし、必要なら銃だって扱えます。それにハッキングの腕もかなりのものですよ。」
「わかった。頼りにさせてもらう。」
「すばらしい!その前に片付け物をさせてください。すぐに追いつきます。キャプテン、船で会いましょう。エメラルド・ヴェールを去る準備が整ったら知らせてください。」

地熱発電所

植物園への送電を止めるため、地熱発電所へと向かった。

敷地内ではロボットが徘徊し、見つかったとたんに攻撃をしてきた。ラドヴィグが言っていたのはすべて妄想かと思っていたが、ここのロボットが武装蜂起を企てているというのが半分本当だったようだ。

暴走しているのか、バグなのか。人間を攻撃しているのか、あたりにはたくさんの死体も転がっている。
建物の外にいるロボットは電気ショック付きの弾でスクラップにしてやったが、集中攻撃を受けないように注意しないといけない。

発電所の中に入り、ロボットを蹴散らしながら制御室を目指す。制御室にたどり着いたのだが、送電機能に障害が発生していて、手動でスイッチを入れないといけないようだ。

リードからもらったパスワードを使い奥へとむかう。

途中ロボットの修理室が見つかる。そこの端末にログが残っていた。
スペーサーズチョイス本部からの技術者チームによって、ロボットの論理モジュールに妙な変更が加えられたようだ。その後ロボットの暴走が始まった。

目的はわからないが、ロボットは技術者チームによってわざと暴走させられたのかもしれない。

修理室にはジャンクヤードにいたロボット、ジェレミーが居た。

「自己診断が完了しました。システム異常なし。敵対行為を実行したロボットはすべて欠陥品と判断します。ロボット破壊プロトコルをロードしました。承認待ちです。」
「許可する。」

ジェレミーが暴走したロボット破壊してくれるようだ。ジェレミーと共に施設内を巡回し、ロボットを破壊してまわる。すべてのロボットを破壊して再び探索を再開する。

施設の巡回時には通り過ぎた、地熱からエネルギーをくみ上げている設備を詳しく調べる。そこで人の声が聞こえたからだ。
設備は発電所の最下層まで続いている。そこまで降りていくと、生き残っている人間がいた。

「近寄るな、幽霊め。シッシ。」
「落ち着け。俺は幽霊じゃない。」
「たまに現れる幻覚と勘違いしたんだ。俺はチェスターD.ヒギンス、エンジニアだ。」
「どうやって生き延びたんだ?」
「自動販売機をこじ開けてた。それで数か月は食いつないだ。その後はスプラットを食べた。」
「ここで何があった?」
「ロボットがイカれたんだ。俺は殺戮が始まった時にたまたまパイプを清掃していて助かったんだ。」
「エンジニアならあのロボットをなんとかできないか?」
「あのロボットは敵意レベルが最大値に固定されていた。それは変更できないが、対象設定を修正してお互いを攻撃させることはできるはずだ。俺のパスワードで動作制御端末にアクセスすれば、攻撃対象を変更できるぞ。ほら、パスワードを書いたメモだ持っていきな。」

なかなか役に立つ情報だが、もうすでにロボットを破壊しつくしたあとだった。ジェレミーと巡回する前にここに来るべきだったな。

チェスターと別れ、ロボットのいなくなった発電所を周り、スイッチを入れていく。
そして植物園への送電を止めた。

これで脱走者たちは街に戻るしかなくなるはずだ。

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